2011/07/05
騎士道
騎士道
作詞:囚人P
作曲:囚人P
唄:鏡音レン、バルシェ(歌い手)
「私、夢をみたんだ。」
「民が皆幸せに暮らす夢を。」
「他国の顔色を伺わないと生きれない弱いこの国じゃ、
それは遠い遠い未来の事かもしれない。」
「でもな、私はそれを信じてる。」
「だから今。」
「王女である私の命で戦争が回避できるなら、それで良い。」
「…なぁ?"最後"の命令だ。」
「…明日、お前は」
「私を笑って、見送ってくれよ?」
「仰せのままに・・・」
もし今あなたが望むのなら
涙は流さないと誓うよ
憂鬱な朝になった
時計を見ればあと三時間
これで良いんだ この国のため
ホントに ホントに いいのか…?
いつのまにか鼓動の摩擦でぐちゃぐちゃにしてた考えの中じゃ
僕は貴方を想う事無くただ眼をそらし正論吐いた
気づけば僕のことだけだったじゃないか…
今ならまだ間に合う
僕は今行かなくちゃ
運命が僕を笑う
愛に溺れた僕はさぞかし滑稽だったろう
あの日語った貴方の言葉の裏に隠れた貴方の痛みに
今頃になって気づいたんだ
とすればずっと嘘をついていたんだ
貴方の為だと戯言吐いて 貴方の手を握るの
ただ逃げただけ
「挑むは陛下に仕える歴戦の騎士」
「守るは眼下に広がる数千の大群」
「偶然のすれ違いは」
「空前の悪意で」
「切望した和解は」
「絶望した誤解で」
「時代の悪戯は」
「次第に加速して」
「まるで善人欠如の勧善懲悪」
「寧ろ悪人不在の勧悪懲善」
「夢なら覚めるべき」
「覚めないなら夢るべき」
「情けなくて笑えてくる」
「貴方の命に比べれば」
「国も」
「民も」
「同士も」
「家族も」
「この命など」
「惜しくもない!」
迫り来る死刑の時
間に合わなければ全てが終わる
急げ この命が続くまで
走れ 走れ 走れ!
かつての仲間を斬り殺して かつて仕えた国を裏切って、
守るべき民の命を捨て ただ貴方だけだとエゴを叫ぶ
全てを裏切るその様は鬼人か?
それでも僕は行く
僕は逃げないんだ!
運命と僕は踊る
行く手を阻む奴
塵も残らないと思え!
僕の右手が切り落とされても
僕の片目が見えなくなっても
貴方の抱く痛みに比べればそんなもんは物の数じゃないさ
あの日僕が言えなかった言葉 貴方に伝えるまで
死ぬ訳にはいかない
「陛下…」
「…お前…」
「御無事で何より…」
「申し訳ありません…この様な情けない格好になって…」
「さらに王女様からの最後の命令も背いてしまいました…」
「…騎士失格ですね…」
「それでも…」
「それでも私は貴方を…笑ってなど」
「断じて見送れません!」
私を助けないで 私の命で戦争を止めるの
お願い、お前は 私を笑って見送って…
「嫌です!」
たとえ世界が何色に染まったとしても、
僕は貴方の手 離さないと誓ったんだ
貴方の頬を下っていく涙に
僕は貴方の心の声を聞いた
運命を僕は壊す
全てを薙ぎ払い 貴方の手強くつかんだ
運命を貴方も壊す
愛する国を捨て 僕の手強く握った
運命を君と殺す
二人が一緒なら いままでもそうこれからだって
君がもしも今願うのなら たとえ世界を敵に回しても
最後の時まで繋いだこの手はもうずっと離さないと誓うよ
僕の命は、君の命が尽きるその時まで
ずっとそばにいる
その後、謝罪の意たる
王女の処刑がなされなかったこの国は
他国の怒りを買い全面戦争に突入
そして程なくして滅んだ
処刑を妨害した名もなき騎士も
処刑から逃れた汚れた王女も
その後の消息を語るのはまた
─別の物語である─
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作詞:囚人P
作曲:囚人P
唄:鏡音レン、バルシェ(歌い手)
「私、夢をみたんだ。」
「民が皆幸せに暮らす夢を。」
「他国の顔色を伺わないと生きれない弱いこの国じゃ、
それは遠い遠い未来の事かもしれない。」
「でもな、私はそれを信じてる。」
「だから今。」
「王女である私の命で戦争が回避できるなら、それで良い。」
「…なぁ?"最後"の命令だ。」
「…明日、お前は」
「私を笑って、見送ってくれよ?」
「仰せのままに・・・」
もし今あなたが望むのなら
涙は流さないと誓うよ
憂鬱な朝になった
時計を見ればあと三時間
これで良いんだ この国のため
ホントに ホントに いいのか…?
いつのまにか鼓動の摩擦でぐちゃぐちゃにしてた考えの中じゃ
僕は貴方を想う事無くただ眼をそらし正論吐いた
気づけば僕のことだけだったじゃないか…
今ならまだ間に合う
僕は今行かなくちゃ
運命が僕を笑う
愛に溺れた僕はさぞかし滑稽だったろう
あの日語った貴方の言葉の裏に隠れた貴方の痛みに
今頃になって気づいたんだ
とすればずっと嘘をついていたんだ
貴方の為だと戯言吐いて 貴方の手を握るの
ただ逃げただけ
「挑むは陛下に仕える歴戦の騎士」
「守るは眼下に広がる数千の大群」
「偶然のすれ違いは」
「空前の悪意で」
「切望した和解は」
「絶望した誤解で」
「時代の悪戯は」
「次第に加速して」
「まるで善人欠如の勧善懲悪」
「寧ろ悪人不在の勧悪懲善」
「夢なら覚めるべき」
「覚めないなら夢るべき」
「情けなくて笑えてくる」
「貴方の命に比べれば」
「国も」
「民も」
「同士も」
「家族も」
「この命など」
「惜しくもない!」
迫り来る死刑の時
間に合わなければ全てが終わる
急げ この命が続くまで
走れ 走れ 走れ!
かつての仲間を斬り殺して かつて仕えた国を裏切って、
守るべき民の命を捨て ただ貴方だけだとエゴを叫ぶ
全てを裏切るその様は鬼人か?
それでも僕は行く
僕は逃げないんだ!
運命と僕は踊る
行く手を阻む奴
塵も残らないと思え!
僕の右手が切り落とされても
僕の片目が見えなくなっても
貴方の抱く痛みに比べればそんなもんは物の数じゃないさ
あの日僕が言えなかった言葉 貴方に伝えるまで
死ぬ訳にはいかない
「陛下…」
「…お前…」
「御無事で何より…」
「申し訳ありません…この様な情けない格好になって…」
「さらに王女様からの最後の命令も背いてしまいました…」
「…騎士失格ですね…」
「それでも…」
「それでも私は貴方を…笑ってなど」
「断じて見送れません!」
私を助けないで 私の命で戦争を止めるの
お願い、お前は 私を笑って見送って…
「嫌です!」
たとえ世界が何色に染まったとしても、
僕は貴方の手 離さないと誓ったんだ
貴方の頬を下っていく涙に
僕は貴方の心の声を聞いた
運命を僕は壊す
全てを薙ぎ払い 貴方の手強くつかんだ
運命を貴方も壊す
愛する国を捨て 僕の手強く握った
運命を君と殺す
二人が一緒なら いままでもそうこれからだって
君がもしも今願うのなら たとえ世界を敵に回しても
最後の時まで繋いだこの手はもうずっと離さないと誓うよ
僕の命は、君の命が尽きるその時まで
ずっとそばにいる
その後、謝罪の意たる
王女の処刑がなされなかったこの国は
他国の怒りを買い全面戦争に突入
そして程なくして滅んだ
処刑を妨害した名もなき騎士も
処刑から逃れた汚れた王女も
その後の消息を語るのはまた
─別の物語である─
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